ふりがな文庫の願い
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読みが分わらない漢字の意味を辞書で調べるための助けになること
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漢字の勉強中の小学生も読みやすいように
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漢字の読みが苦手な人も読みやすいように (注) ★ふりがなを付ける理由の2参照
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目の不自由な人が音声で聞くことができるように (注1)
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日本語を勉強している外国人のために、漢字が読みやすいように。
★ ふりがなに関する意見
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ふりがな付けを止めることを提唱した山本有三の考え(昭和7年、1932年) (注)
- 「ふりがながないと字が読めないのは恥ずかしいからふりがなを全廃しよう。そして、ふりがなが無くとも読める字だけで書こう。」
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出版業者の考え
ふりがな活字(ルビ)を植字する手間や費用を抑えられることから印刷業者も同調し、さらに常用漢字表にある漢字を使用して、ふりがなを使用しないこととなり、ふりがなの使用が減った。
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後に見直されて、難しい漢字は場合によっては使用し、ふりがなを振った方が良いという意見も出てきた。
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現在では、印刷技術も発達し、ふりがなを手軽に利用できるようになったので、ふりがなを振るものが出てきた。
★ ふりがなを付ける理由
1 読字困難になる原因
21世紀に入ってから、読字困難になる原因の一つに書いた文字が揺れたり傾て見えるという問題が分わかました。
「誰にも理解されない孤独な苦しみ」 2016年2月3日放送(日本放送) ”ザ!世界仰天ニュース”
2 近年の脳神経科学の研究でふりがなが漢字の意味の理解に役立つことが分わってきました。
読字困難者の読字困難の原因とその説明モデル(神経回路)(PDFファイル)
ふりがながで、漢字の読みが分かると意味の理解に役立つこと
【児童教育の基盤となることばの教育に関する研究の部】から 要約
(注)PDFファイル読むためにはAdobe Reader(フリーソフト)が必要です。ない場合は ➡ こちらからダウンロードしてください。
3 すべての漢字にふりがなを付ける理由
視覚障がい者が、文字読み上げそふとを使って漢字を読むとき、読み間違いのないように「ふりがな」を付けています。
特に、「よみ」が複数ある漢字(例ば、「上」は「じょう」「かみ」「うえ」など)は正しく 読んでくれないことがあります。
(ただし、読み上げソフトによっては、ふりがなを読まないものもあります。)
★ ふりがな文庫の内容
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「HOME]
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Webページの横書きふりがなを付ける方法を説明
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Webぺージの縦書きふりがな付きにする方法を説明
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「聖書を読んで」
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キリスト教の話題をふりがな付き文で紹介
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日曜日(主日、祭日)の聖書の朗読箇所のふりがな付き文の紹介
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「フランシス文庫」
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著作権のないキリスト教(光明社出版)に関する本の電子図書(ふりがな付き、現代かな遣いに改編)ー逐次掲載
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「ことばの説明」 ー作業中
聖書の難しいことばをわかりやいことばで説明
- 「ふりかな付きのWebページ」(".html"ファイル)の作り方 ➡ (作業中)